脊椎全体の関節の矯正: 主に次の3つが含まれます。 上の2つが通常全ての患者さんに行われます。 


1. カイロプラクティックアジャストメント:
・高速小振幅の矯正を関節に手技や、器具を使って行います。
・胸椎は、器具を使わない場合は、膝を使って座位で矯正しますので、うつ伏せによる圧迫感/恐怖感が減り、より横隔膜の可動性があがり、呼吸が深く出来やすくなり、脳も疲れにくくなります。    妊婦さんも負担無く治療が受けられます。
・骨/関節の問題を排除するためにレントゲンが必要になる場合もあります。
   
  
 
2. IPS(Integrated Pelvic Strategy) 統合骨盤矯正法
関節の中で 体全体の筋骨格系に影響を与える可能性が最も大きいと言われる仙腸関節を含む骨盤の矯正は、骨盤の関節の矯正だけでは、取りきれないことも多いです。ここを正しく矯正するためには、そこに大きく影響を与える硬膜の緊張・頸椎・末梢関節(手足の指の関節など)・体幹/股関節/下肢の筋肉の緊張などの問題も良くしておいて骨盤の関節を矯正する必要があります。  治療は、身体部位の落下を使って行うドロップピーステーブルで、やさしく、細かに行います。
 もし両方の脚長差も整った骨盤のレベリング(水平化)が得られない状態で、1日に何千歩も歩く生活や、長時間座位を続ける生活を送っていたら、そこから他の体の部位におこる影響はどうでしょうか?


脊椎全体の関節の矯正 による効果は何なのでしょうか? 

それは、関節を3次元的に矯正することによって              
→動きの減っている関節に可動性を与えることで その関節が起こしている他の関節や、筋肉/靭帯に対する負担を減らすことができます。
→スパズムを起こしている脊椎のそれぞれの椎骨関節を保持/動かさせている細かかったり小さい指先などでも触れにくい内在筋を実際に物理的に弛緩させられます。
→退行性変性の進行による椎間孔における脂肪、瘢痕/繊維組織その他の軟部組織の癒着や、圧迫が減少し 毛細血管の流れが留まるより少ない圧力で影響が出ると言われる 運動神経・感覚神経のパフォーマンスが向上する可能性があります。 
→関節の動きが回復され、結果として、椎間板の柔軟性の向上、関節のアラインメントの向上により関節にある受容器がピックアップする私達の意識に認識されない関節の動き・圧・位置などに関する情報が良いものとなり、全体の 身体の筋肉/靭帯その他の軟部組織・関節などの体部位の状態の情報が正しく脳に送られるようになり、脳による無意識/意識下の身体認識の誤作動が起こりにくくなります。正しい感覚情報・その正しい脳での処理が増えることで、下行性の正しい意識/無意識下の運動神経情報、正しい運動器の活動も結果的に増え身体のパフォーマンス能力が上がることになります。 ( Dysafferentationの減少 )。 運動器には、内臓も含まれるため、そこへも良い影響が出る可能性があります。
→脊椎、体全体の正しい姿勢がとりやすくなり、疲労が蓄積されにくくなります。
→利き手、利き足、効き目などでバランスや疲労が偏在化している筋骨格系・脳のバランスが整い、前庭器官を通して身体の左右バランスが良くなり、自律神経のバランスが良くなる可能性があります。
  



3. COX table manouver
変形性脊椎症や、椎間板ヘルニア、それらによる座骨神経痛などの症状がある患者さんには、この特殊な屈曲牽引テーブルを使ってやさしく効果的に治療します。 腰部の筋肉への治療へも応用できます。